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桑原 アキラ = COME ON DOWN

本格的に季節もかわりはじめ、体調管理には気を配るようにしてたんだけど…。久しぶりに風邪ひいた。熱もでた。やっぱつらいよね。以前から季節のかわりめには必ずって言っていいくらい風邪をひいてた。でも、ここ2年くらいはそうでもなかったんだけどなぁ…。そこで今回はだいぶ前の話しになるけど、風邪をひいた時に今でも思いだす話しがあるんでその事を書こう。その日は朝から体調が悪く、微熱があった。「ヤバいなぁ。」と思った俺はクスリを飲んで1日ゆっくり休む事にした。午後になるとクスリが効いたのか、少しラクになった。が、「油断できねぇ。」と思いそのままヨコになってた。そしたらいつの間にか眠ってたみたいで、夜中の1時くらいだったかなぁ突然の痛みと寒さで目が覚めた。「ヤバい!メチャメチャ頭が痛い。寒気もハンパじゃない。熱もかなりある。」目もあけてられないくらいだ。とにかく寒気が凄くて、身体のふるえが止まらない。尋常じゃない。今まで生きてきた中でこんな風邪ひいた事がない。「マジでヤバい!!はやくクスリを飲まないと。」そう思った俺は、なんとかクスリを飲んでガタガタふるえながらヨコになった…。それからしばらく待ったが全然熱もふるえもおさまる気配がない。「アカン、救急車や。」もう限界だった。ここまで追いつめられたのは、人生ではじめての経験だった。携帯に手を伸ばし、119をプッシュした。「早く電話にでてくれ。」しかし、何かがおかしい。携帯から呼び出し音がしない。それどころか何の音もしない。イラッとしながらもう1度かけなおす…。また、呼び出し音がしない。充電はしてある、電源も切ったりしてない。「何でや!?」イライラしながらもう1度かけなおす。また、呼び出し音がしない。「何なんだ!。」朦朧とする意識のなか、手にした携帯をよく見てみた。「テ、テ、テレビのリモコンじゃねぇか!!」ウソみたいだけど、本当にテレビのリモコンだった。「💢ウソだろ?」もう携帯を探す気にもならない。その時、ぼーっとした頭で考えた。「そういえば、今日は何も食ってねぇ。」とにかく何か食って体力をつけないと。でも食欲もない。どうすんだ?「そうだ、飲むゼリーと栄養ドリンクだったら胃に入れられる。」何故こんな事を考え、何故こんな行動をとったのか?本来ならこんな時には絶対やらないのに、やっぱ高熱でおかしくなってたんだろう。近くのコンビニに買い物に行く事にした。この時夜中の3時過ぎ。部屋から歩いて1分くらいの所にあるコンビニへ。そのコンビニの前には信号のある道路が…。寒気にふるえ、1歩踏み出すたびに頭が割れる様な痛み襲われる。それでもそれに耐えながら、ようやくコンビニに…。なんとか買い物を済ませコンビニを出ると目の前の信号が赤に。「ダメだ!立ってらんねぇ。」ガードレールにもたれかかる。あまりの寒気と痛みに顔をあげてられない。車の通りすぎるエンジン音だけが聞こえる。それでもここにずっといる訳にはいかない。ちょっと顔をあげ信号を確認する。信号が青に変わってる。「やっと帰れる。」横断歩道を渡ろうと2~3歩進んだ時、車のクラクションが鳴り響く。音のする方を見ると車のヘッドラインが2つまっすぐ俺に近づいて来る。「あれ?ヤバいんじゃねぇ?」そう思った瞬間、車が俺のすぐ横を走り抜けて行った。「なんだ?いくら真夜中でもこんな信号無視するか?」走り去る車の方を見る。「ん!あれ?」走り去る車の上の信号が青い。「え、どういう事。」もう1度、横断歩道の信号を確認した。赤だった。そう俺が信号無視してた。どうやらガードレールにもたれた時横を向いてもたれたから、違う信号を見てたみたいで信号無視したらしい。どの信号機を見たらいいのか?それさえもわからない状態だった。それからどうにか部屋まで戻った俺は、買ってきた物を口にする事なく倒れる様に朝まで眠ってた。今思うとあれは風邪じゃなく、インフルエンザだったんじゃないか?って思うけどあの日のつらさは忘れられない。皆さんも季節の変わりめ等、体調にはじゅうぶん注意しましょう。